現在の長男の事
平成19年生まれ、現在支援学校の中学部3年生。
重度の知的障害があります。発達診断でいうと頭は2歳半くらいです。
今回の経緯
現在、支援学校中学部3年の長男。学校に行きたがらなくなったのは中学2年の頃から。
毎日、車で学校に送っているのですが2年になった頃から車で到着後3回に1回位の確立で怒りだしたりして車から降りれない様になりました。
行きの車の中では機嫌がいいのに学校について車のドアを開けたら降りたくないとなったり、先生に行こうと声掛けされて嫌だと怒り出したり。
学校についてから嫌がるか、すぐ降りれるかはその場になってみないと分からない感じで、
2年生の頃は本人が嫌がっても学校を信頼していたので無理矢理にでも車から降ろして先生に託して家に帰ってきていました。
それが当たり前だと思っていたし、本人がペースを掴めば中学1年の時のように嫌がらず通える様になると思ってました。
なので、なかなか車から降りない時は車から引きずり降ろして先生が押さえている間に家に帰るという日々が続きました。
気づき 他で出来ているのに学校だけ?
支援学校中学部3年になってすぐ、新しい学年がはじまると個別懇談があります。
うまく学校に通えていない長男。学校との個別懇談で話す内容は中身の薄い話。
こういう時はこうしてみてください。など伝えるのですが、この子は大変ですもんね的な薄い会話。
今年はうまく通えるのか?こんなものなのか?でも、やるしかないなと思ってその日は終わりました。
その一週間後、放課後児童ディの個別懇談がありました。ここでも同じような感じの話かなぁ(+_+)と思いながらディの個別懇談に行きました。
その時、一番最初に先生が言ってくれた言葉に私は驚きました。
「今現在、長男君(名前)で困っている事はありません」の言葉でした。
その後はディで過ごす時の要望などで話はすぐ終わり家に帰りました。
思い返してみる
そんな学校とディサービスの話を聞いた後、私は思いました。
行きたがらない学校は息子の事をなにも分かっていない様子、そして息子の事をとてもやっかいな子と思っている。
一方、息子がすくご行きたがる放課後児童ディは息子の気持ちを理解してくれていて、息子を大変な子と思っていない。
これは何か違うかもと思い出しました。
きっかけ
そんなある日、身内の不幸があり少し遠い所まで3泊4日する事になり長男を連れて行く事がなかなか難しいのでショートステイを使う事にしました。
このショートステイの施設は次男出産の時に長男を3年間預けていた所で急に預けても色々分かってくださっているので安心して預けれる場所でした。
その3泊4日が終って迎えに行った時、本人の楽しそうな顔や支援員の先生の話は長男が動画で思い浮かぶ様な話で、こういう時に怒ってしまったんだけど、こうしたら機嫌取り戻して楽しく過ごしてましたよ~♪と聞くと心からほっとしました。
そこから生れた不安
帰宅したあと、色んな事を思い返していました。学校、放課後児童ディ、ショートステイ施設。
長男の気持ちを未だに理解していない、理解しよとしていないのは学校だけやん(T_T)
そりゃ行きたくないよな。と思い、学校の連絡帳を見返していました。
すると、「今日は突然怒り出し暴れました」とか「〇〇で怒り出し」←ずっと過ごしてる母親の感覚ですが、それ多分怒った理由と違うな。。という内容ばかり。。そして、長男の問題行動について方法やアドバイス的なものを書くと次の日からお花畑のようなあまり内容のない連絡帳になる。
私も学校に言いすぎてもと思ったり、支援学校なので私より方法を知っておられるのかなと思って任せて居たけど違ったようだと気が付いてしまったんです。
行動にうつす
学校とはすれ違いになっているし、このままでは駄目だと思い長男の事について朝少し話すようにしました。すると、話これからって所で「わかりました!」と話を終わらせる日々。私は、何が分かったの?と思いつつ子供を預け家に帰っていました。しかし、朝長男が嫌がる頻度と強さ強くなっていき。。
心が折れて
ある朝、送った時に迎えにきた先生が車のドアをあけるタイミングで「昨日給食食べてくれなくて大変だったんですよ」と話しだして案の様、息子は行きたくない!と車の扉をしめました。
先生には見えない所に入ってもらうように伝えて、車で長男に言いました。「嫌だったね~」「しんどかったねぇ」すると長男はすごく悲しそうな顔で「うん」とうなずきました。
もう学校は
その表情と今までの沢山の点と点を結び付けた時、もう学校に行く意味が見当たらなくなって私は先生の所に行き言いました。
「もう学校には何も求めていないので、帰ります。学校にも、もう来なくていいかなと思っていますが、学校来ないと、本人の大好きな放課後児童ディにいけないのでそれは又考えます」
といって学校から家に長男と一緒に帰りました。
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